機能性をもった食品の海外展開を考えるとき、必ず障壁となるのが各国のレギュレーションです。国によって異なるレギュレーションにどのように対応していけばよいのか、どのような価値をアピールできるのか、素材の可能性と科学的根拠とレギュレーションを並べながら戦略を組み立てていくことが求められます。

2023年1月より海外展開をお考えの企業様に向けて、戦略を組み立てる上で必須のレギュレーションと科学的根拠に焦点を充てた初のシリーズセミナー「健康食品事業の海外展開に向けて~レギュレーションのポイントを押さえた食品研究とは~」を株式会社グローバルニュートリショングループ、CPCC株式会社、株式会社アイメックRDの3社共同でシリーズにて開催しております。

第6回は「レギュレーション~EU編②~と統計解析の視点からみた食品機能研究におけるヒト試験のポイント」と題しまして、株式会社グローバルニュートリショングループの武田猛氏よりEUのレギュレーションについて、また、横浜薬科大学の速水耕介氏より統計解析の視点から見た食品研究におけるヒト臨床試験のポイントについてお話しいただきます。

次回以降も各国の状況や科学的根拠の示しかたに関する情報を発信してまいりますので、どうぞご参加ください。

*3社協業のプレスリリースはこちらから
https://www.value-press.com/pressrelease/307861


シリーズセミナー第6回「レギュレーション~EU編②~と統計解析の視点からみた食品機能研究におけるヒト試験のポイント」

■テーマ:第6回「レギュレーション~EU編②~と統計解析の視点からみた食品機能研究におけるヒト試験のポイント」
■開催日時:2023年6月21日 (水) 16:00〜17:30
■開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
■参加費用:無料
■登壇者
・武田猛氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役社長)
・速水耕介氏(横浜薬科大学 薬学部 食化学研究室 教授(博士(農学)))
■詳細・申込:https://rdgroup.seminarone.com/gng_cpcc_imeqrd_seminar_6th/event

■概要
講演① レギュレーション~EU編②~ / 武田猛氏

EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル(NDAパネル)」作成の、ヘルスクレーム申請者に求める科学的根拠に関する指針の後半と申請プロセスを解説します。また、EUノベルフード制度についての概要を解説します。

講演② 統計解析の視点からみた食品機能研究におけるヒト試験のポイント / 速水耕介氏

近年、食品機能をヒト介入試験で検証する研究が数多く報告されております。ヒト介入試験の成否は、統計解析の観点から見ると、データが全て取り終わった後の解析作業だけではなく、試験計画の段階が非常に重要なポイントとなっています。本セミナーでは、計画段階における統計解析の役割についてご紹介します。

◆今後の予定◆

第1回:初めての海外展開と機能性についての科学的的根拠の重要性
第2回:ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性

第3回:レギュレーション~米国編①~と試験デザイン
第4回:レギュレーション~米国編②~とパーソナライズデータの臨床試験への適用
第5回:レギュレーション~EU編①~とストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方
第6回:レギュレーション~EU編②~
第7回:レギュレーション~台湾編~と国内の機能性表示食品届の事後チェック指針
第8回:食品研究の最前線~腸脳相関と免疫~
※テーマおよび内容は変更することがございます。