機能性をもった食品の海外展開を考えるとき、必ず障壁となるのが各国のレギュレーションです。国によって異なるレギュレーションにどのように対応していけばよいのか、どのような価値をアピールできるのか、素材の可能性と科学的根拠とレギュレーションを並べながら戦略を組み立てていくことが求められます。

2023年1月より海外展開をお考えの企業様に向けて、戦略を組み立てる上で必須のレギュレーションと科学的根拠に焦点を充てた初のシリーズセミナー「健康食品事業の海外展開に向けて~レギュレーションのポイントを押さえた食品研究とは~」を株式会社グローバルニュートリショングループ、CPCC株式会社、株式会社アイメックRDの3社共同でシリーズにて開催しております。

第5回は「レギュレーション~EU編①~とストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方」と題しまして、株式会社グローバルニュートリショングループの武田猛氏よりEUのレギュレーションについて、また、筑波大学大学院、人間総合科学学術院客員教授の矢田幸博氏よりストレス、冷え、不眠を例としヘルスケア商品開発のポイントについてお話しいただきます。

次回以降も各国の状況や科学的根拠の示しかたに関する情報を発信してまいりますので、どうぞご参加ください。

*3社協業のプレスリリースはこちらから
https://www.value-press.com/pressrelease/307861


シリーズセミナー第5回「レギュレーション~EU編①~とストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方」

■テーマ:第5回「レギュレーション~EU編①~とストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方」
■開催日時:2023年5月24日 (水) 16:00〜17:30
■開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
■参加費用:無料
■登壇者
・武田猛氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役社長)
・矢田幸博氏(筑波大学大学院 人間総合科学学術院 客員教授)
■詳細・申込:https://rdgroup.seminarone.com/5th/event/

■概要
講演① レギュレーション~EU編①~ / 武田猛氏

EUヘルスクレームには、
・一般健康強調表示(規格基準型)
・新規健康強調表示(EFSAによる個別評価)
・疾病リスク低減、子供の発育および健康にかかわる強調表示(EFSAによる個別評価)
の3種類がある。セミナーではこの概要について解説する。
そして、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル(NDAパネル)」は、ヘルスクレーム申請者に求める科学的根拠に関する指針を作成している。2回に分けてこの指針のポイントを解説する。

講演② ストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方~統合生理学的評価法により見えてきた課題と対策~ / 矢田幸博氏

ストレス、冷え、不眠は現代社会において不調を訴える方が多く存在する。自律神経の乱れが将来的な健康リスクにつながるという報告もある。それらを統合生理学の観点からどのような評価方法を用いれば確かなエビデンス取得できるのか、長年の経験から課題、対策を踏まえご紹介いたします。

◆今後の予定◆

第1回:初めての海外展開と機能性についての科学的的根拠の重要性
第2回:ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性

第3回:レギュレーション~米国編①~と試験デザイン
第4回:レギュレーション~米国編②~とパーソナライズデータの臨床試験への適用
第5回:レギュレーション~EU編①~とストレス、冷え、不眠を例に機能性(有効性)評価の進め方
第6回:レギュレーション~EU編②~
第7回:レギュレーション~台湾編~と国内の機能性表示食品届の事後チェック指針
第8回:食品研究の最前線~腸脳相関と免疫~
※テーマおよび内容は変更することがございます。