臨床試験について

臨床試験とは、ヒトを対象として薬や医療機器、食品やサプリメント等について、その有効性や安全性などを確認するために行われる試験のことです。臨床試験で得られたデータは、エビデンス（科学的根拠）として、お薬は国へ薬事申請等の為に活用され、食品については、機能性表示食品の届出や特定保健用食品（トクホ）の審査の申請に活用されるほか、商品価値を高めるためのデータとして、生活者への正確な情報提供としての役割も果たします。アイメックＲＤでは、薬や医療機器など、病気の予防・診断・治療に関わる治験と、食品や機能性食品、ヘルスケア商品等に関する臨床試験のどちらも実施できる体制が整っています。

コンサルティング営業の魅力

新商品や機能性表示食品が世にでるために必要不可欠な臨床試験。この過程にはエビデンスとなるデータが必要となるため、クライアントの依頼に合わせて臨床試験の立案が必要です。コンサルティング営業は、クライアントが立証したいエビデンスの取得に向け、ヒアリングから試験計画の策定、納品後のサポートまで、臨床試験全体をコンサルティングするお仕事です。一般的な営業とは異なり、モノを売って終わりの営業ではありません。お客様の要望に合わせて臨床試験を毎回デザインしていくため、提案内容が毎回異なります。契約1本あたりの単価も高く、試験の運用から試験終了、お客様へ納品するまで長い時間も要します。しかしその分、達成感ややりがいを感じることができます。クライアントのエビデンス取得をサポートすることはもちろん、人々のQOL向上に欠かせない、食品・ヘルスケア商品の開発に携わる存在価値の大きい仕事です。

コンサルティング営業の業務内容

食品・製薬メーカー（食品部門等）の研究開発部門に向け、機能性表示食品や特定保健用食品の開発に関する臨床試験の提案営業を行います。試験内容に関する提案は、既存営業メンバーや学術スタッフがサポートしますので、チームで動くことが多く、サポート体制も整っています。入社から1～2ヶ月程度は臨床試験の受託～実施～データ処理～統計解析～納品といった一連の流れを理解できるように、臨床試験の現場対応や、データ入力といった様々な業務に従事してもらいます。アイメックＲＤが行っている業務全体を把握し、営業として担うべき役割が理解できた段階で営業業務を細かくレクチャーしていきます。研修期間で知識の吸収に励んでいただきますので、専門知識がない方でも問題ありません。

具体的には

• ・研究開発・商品開発担当者との打合せ
  (臨床試験のニーズもしくは意向のヒアリング)
• ・臨床試験概要の立案及び見積書の作成
  （新規・既存）
• ・契約内容の調整
• ・関係機関の調整
• ・プロジェクト進捗管理
• ・試験実施医療機関の調整等
• ・セミナー、展示会対応等

• ※クライアントは既存がメインです。新規はお問合せや既存のお客様のご紹介によるものが多い状況です。
• ※臨床試験概要の作成は、学術スタッフがサポートいたします。
• ※出張は少なく、社内での業務が多い環境です。