臨床試験の受託事業を運営する株式会社アイメックRD(本社:東京都、代表取締役:大澤裕樹、以下「アイメックRD」)は、食品やヘルスケア製品・サービスの研究開発のさらなる発展に貢献するために、医療法人社団浩央会 東小金井さくらクリニック(所在地:東京都、院長:髙橋 由至、以下「東小金井さくらクリニック」)と業務連携を強化し、東小金井さくらクリニック内に臨床試験専用施設「東京ヘルスケアリサーチ・ラボ」を開設いたしました。
連携の背景
近年、消費者の間での健康志向の高まりとデジタルヘルス技術の進化により、公的保険外のヘルスケア市場は急速に拡大しています。ウェアラブルデバイスや行動変容サービス、郵送検査の普及、機能性表示食品やサプリメントへの関心の高まりが市場の成長を後押しする中、ヘルスケア製品・サービスの効果や効能に関する科学的根拠が強く求められています。
このような状況において、科学的根拠の質に関する議論も活発化しており、科学的・倫理的に信頼性の高い臨床試験の実施がこれまで以上に重要視されております。そのため、科学的観点から合理性のある試験設計、倫理的に適切な試験運営とデータ管理、そして社会への公表・実装までを一貫して支援する体制の構築が必要不可欠となっています。
そこで、アイメックRDは、充実した医療環境を持つ東小金井さくらクリニックと連携し、より専門的かつ効率的な信頼できる試験運営体制の確立を目指し、臨床試験施設「東京ヘルスケアリサーチ・ラボ」を共同開設いたしました。「東京ヘルスケアリサーチ・ラボ」は、こうした課題に対応するため、科学的に信頼性の高い臨床試験を実施し、製品の有効性や安全性をエビデンスとして提供する拠点として運営してまいります。
連携による効果
アイメックRDは東小金井さくらクリニックと直接連携し、臨床試験施設「東京ヘルスケアリサーチ・ラボ」を共同運営することで、以下のことが実現します。
充実した医療環境を活用した臨床試験の実施
クリニックが保有する充実した医療機器や設備を活かし、クライアントの要望に応じた柔軟な試験計画の提案が可能となります。
試験実施機会の増加と、柔軟な試験管理の実現
年間を通じて継続的に試験を実施し、複数の臨床試験を並行運営することで、クライアントの研究開発に最適なタイミングで臨床試験を実施できる体制を構築します。
展望と今後の取り組み
本連携を通じて、アイメックRDと東小金井さくらクリニックは、信頼性の高い臨床試験を提供し、研究開発の質とスピードの向上に貢献します。
今後も、医療機関・企業・行政と連携し、エビデンス構築の支援や新たなヘルスケアサービスの創出に取り組んで参ります。
【東京ヘルスケアリサーチ・ラボ】
所在地:〒184-0011 東京都小金井市東町4丁目37−26 2F

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイメックRD 広報担当
imeqrd-pr@imeqrd.co.jp