機能性をもった食品の海外展開を考えるとき、必ず障壁となるのが各国のレギュレーションです。国によって異なるレギュレーションにどのように対応していけばよいのか、どのような価値をアピールできるのか、素材の可能性と科学的根拠とレギュレーションを並べながら戦略を組み立てていくことが求められます。

海外展開をお考えの企業様に向けて、戦略を組み立てる上で必須のレギュレーションと科学的根拠に焦点を充てた初のシリーズセミナー「健康食品事業の海外展開に向けて~レギュレーションのポイントを押さえた食品研究とは~」を株式会社グローバルニュートリショングループ、CPCC株式会社、株式会社アイメックRDの3社共同で開催いたします。

第2回は「ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性」と題しまして、株式会社グローバルニュートリショングループより武田猛氏、また、日本では数少ない食品臨床試験の専門家の1人でありCPCC株式会社顧問でもある岩堀禎廣氏の講演をお届けします。

次回以降も各国の状況や科学的根拠の示しかたに関する情報を発信してまいりますので、どうぞご参加ください。

*3社協業のプレスリリースはこちらから
https://www.value-press.com/pressrelease/307861


シリーズセミナー第2回「ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性」

■テーマ:第2回「ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性」
■開催日時:2023年2月22日 (水) 16:00〜17:30
■開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
■参加費用:無料
■登壇者
・武田猛氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役社長)
・岩堀禎廣氏(日本薬科大学 客員教授)
■詳細・申込:https://rdgroup.seminarone.com/gng_cpcc_imeqrd_seminar_2nd/event/

■概要
講演① ヘルスクレームの国際比較 / 武田猛氏

ウェルネスフード(機能性食品、サプリメント)を海外で販売する際、ヘルスクレームの可否は重要な要素の一つとなります。ヘルスクレーム制度は国、地域によって異なります。
本セミナーでは主要国のヘルスクレーム制度の概要を比較しながら解説します。海外進出する際の判断材料としていただければと思います。

講演② 食品の臨床試験における研究倫理の重要性~数少ない食品臨床試験の専門家の立場
から~ / 岩堀禎廣氏

個人情報保護法の改正に伴う生命医学系指針の改定により、昨今(場合によっては、意図せず)、倫理指針との不適合、逸脱・違反となる(可能性も含め)臨床研究が増えています。学術面のみならずビジネス面の観点も含め、食品の臨床試験における研究倫理の重要性について、数少ない食品臨床試験の専門家の立場からお話しします。

◆今後の予定◆

第1回:初めての海外展開と機能性についての科学的的根拠の重要性
第2回:ヘルスクレームの国際比較と研究倫理の重要性
第3回:レギュレーション~米国編①~と試験デザイン
第4回:レギュレーション~米国編②~と論文情報の読み解き
第5回:レギュレーション~EU編①~と統計解析①
第6回:レギュレーション~EU編②~と統計解析②
第7回:レギュレーション~台湾編~と国内の機能性表示食品届の事後チェック指針
第8回:食品研究の最前線~腸脳相関と免疫~
※テーマおよび内容は変更することがございます。